就職観の背景にあるもの

就職観

仕事の適性について

人にはそれぞれの仕事の適性があるといいます。自分に仕事は向いているか、ずっと仕事を続けていけるか、仕事をしている人なら誰しも悩みを持っていると思います。就職前に適性診断を受けておくことで、就職してからの仕事上の悩みを半減させることができるかも知れません。

また、何かのきっかけで新たな職探しをすることになっても、適性がわかっていれば参考になります。ハーマンモデルとEQという理論が、適性診断では用いられます。

米ゼネラル・エレクトリック社のネッド・ハーマンによって確立されたものがハーマンモデルで、利き脳という概念に基づいています。対象は個人のみならず組織に対しても適用され、行動の特徴を浮き彫りにしたり、あらたな能力開発に役立てることが可能となります。

自分自身がどのようなものの考え方、感じ方をしているのかを知った上で、どんな適性があるかを合理的に判断ができます。バナナブームの源は利き脳だったことを覚えている人もいるでしょう。

EQとは比較的新しい概念であり、対人関係において自分や他人の感情を読み取る能力、自分を調整する能力のことです。自分の感情をある程度自分の制御下に置いた上で喜びや意欲といった前向きな感情を上手に引き出すと共に他人の感情を読み取る力に長けている人がEQの高い人です。

社外の交渉だけでなく社内の人付き合いも巧みで、自身のできることを上手に生かすことがEQが高い人には可能です。仕事の適性を生かす際にEQが高い人なら自身の能力を活かすと同時に周囲からの協力も上手に引き出すことができると言われています。

 

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自分に向いた仕事

いったい自分はどんな仕事が向いているのか、どんな仕事を今後していくべきなのでしょうか。多くの人がまず自分の適職は何なのかを、就職先を探す時は考えるのではないでしょうか。好きな仕事と向いた仕事が必ずしも一致するとは限りません。

自分のことを自分が一番良く知っているとも限りません。適職診断などを受けたり意見を身近な人から聞いたりして、仕事について多角度から検討することをおすすめします。興味がある仕事の分野は何か、人との交流かデータの分析か物づくりか。

様々な仕事が世の中には存在します。決して自分に向いた仕事が1つだけではありません。正しいとも限らないのは、適職診断や自己分析で出した結論です。実際のところ、何が自分に向いた仕事なのかはやってみなければ分らないこともあります。

仕事の内容を何もかも事前にイメージすることはまず不可能だからです。自分に向いた仕事を就職前に決めつけすぎる必要は無いのかも知れません。仕事を実際にしてみて慣れてさえくれば自分に向いた仕事に仕事の面白さがわかることですることができるのではないでしょうか。

案外と自分に向く仕事とは幅があるのではないでしょうか。仕事の中から自分に向いたもの探す時に必要なのは、1つの業種1つの仕事にあまりこだわりすぎないことだといえるでしょう。

 

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就職観の背景にあるもの

その人の就職観ができるのは、何が関わっているでしょう。子供の頃の、身近な人の考え方が就職観と密接に関係しています。小さいうちから、仕事をすることに対して否定的な意見ばかり聞いていると成長してからも仕事をすることを否定的に考えがちです。

嫌な気持ちで仕事をしている親が、あからさまにその話を子供にしていると子供は仕事を嫌なものだと思うようです。未成年のうちから就職観についての言葉を聞いていると当人のものの考え方とは別次元で、就職観ができてしまうのです。

現代の子の就職観とは、一体どのようなものなのでしょうか。企業にとって若者は、会社組織を活性化させる原動力となる存在です。彼らの希望の仕事のあり方を企業が理解するには、今どきの若者がどんな就職観を持っているかを知ることです。

今の若者は、自分を軸とした働き方をしたいという欲求と自分がいてもいい場所を自力で見出さなければいけないという気持ちを持って、仕事をしています。多くの若者は、終身雇用制度が通用しなくなり、年功序列による評価もなくなった時代に少年期を過ごしています。

そのため、彼らの価値観の中には、定年まで一つの会社で働くというモデルがないようです。現在の若者の就職観とは、安定して働くことが困難であるという前提のもとに自分の立ち位置を自分でつくりたいという思いを育ててきていたといえるでしょう。

就職観の背景にあるものは世代によって異なります。その世代が持つ特有の就職観を理解することは、採用する側も採用される側にも必要なことです。

 

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